冬芽の芽吹きから果実が熟すまでのプロセスを追ってみました。

冬芽は仮頂芽と側芽が対生しています。頂芽はやや開き、葉が見えていますが、側芽はまだ膜状の芽鱗に覆われています。冬芽の下には落ちた葉の葉柄が残っています。

花が一輪咲いています。名前は、ウグイスが鳴き始める頃に咲くことから付けられたという説がありますが、ウグイスが鳴くには季節がまだ早いようです。

葉痕の下につば状の羽が付いています。これは托葉です。勢い良く伸びた徒長枝などに托葉が付き、葉が落ちても残るため、葉がなくても本種とすぐに分かります。

花が多数咲いています。こちらでは茎頂に2つ並んでいます。花冠は淡紅色の漏斗状で、先端は5裂します。新葉と花は同時に展開し、花は新枝の葉腋に付きます。

冬芽が芽吹き、短い新枝が伸びています。新枝には葉が数段に分かれて対生し、茎頂では新葉がさらに展開しています。花柄は新枝の葉腋から伸び、先端に蕾をつけています。

藪のなかで白色のウグイスカグラを見つけました。ウグイスカグラの品種の一つです。うっすらと淡紅色が混じる品種もあるようですが、こちらは真っ白です。

葉は対生し、広楕円形~卵形で葉先は短く尖り、縁は全縁です。新葉は縁が赤みを帯びることがあります。表面に毛はなく、ヤマウグイスカグラとの識別に役立ちます。

真っ赤な果実をつけています。果実は液果で、熟すと透明感のある赤色になり、光沢があります。まだ5月ですが、花の咲く時期が早いためか、果実も早く熟します。










