草花の見分け：春 黄色い花（2）
寒空のなかもう蕾が・・。葉は3〜9枚の奇数羽状複葉。走出枝は出さず、根出葉をロゼット状に広げます。その様子がキジの筵よう見え、名を例えたとのことです。
花が咲きました。花茎を伸ばし一茎に多数の花を集散状につけます。花弁は5枚でハート型。こんもりとした雌しべの周りにたくさんの雄しべ。花弁間は狭く萼片が少し見えています。
春はヘビイチゴ、ヤブヘビイチゴ、ミツバツチグリ、ケキツネノボタンなど花弁が5枚の黄色い花がたくさん。キジムシロは奇数羽状複葉で花序は集散状。見分けのポイントです。
花にも特徴があります。ヘビイチゴは花弁と花弁の間が広く萼片が目立ちますが、キジムシロは狭く、少し見える程度です。
コメント