不思議:ウメはなぜ冬に咲くのか
2月3日(2024年) 新治市民の森
寒波の中、紅梅、白梅、揃って風に揺れています。
1月中旬に花芽が膨らみ、葉芽は4月に入ってから展開しました。

前年に伸びた緑色の短枝の先に、花芽と葉芽をつけます。小さい芽が葉芽で、丸くて大きいものが花芽です。大きさと形が異なり、両者は容易に区別できます。

花弁は丸く、切れ込みがあるサクラや先が尖るモモとは異なります。また花柄は極めて短く、枝に張り付きように花が咲きます。花柄のあるサクラやモモとは趣が異なります。

白梅が咲いていました。花の色は白色から紅色までさまざまです。通常、花弁と萼片はそれぞれ5枚ずつあり、雄しべは多数、雌しべは1本あります。開花は展葉に先行します。

花芽が展開し、花が咲きました。八重咲で、雄しべが花弁に変化して生じたものです。自然界でもまれに起こる突然変異のようですが、多くは人為的な品種改良の成果です。

まだ咲いていました。しかし、こちらの花をよく見ると雌しべがありません。結実を避けて体力を温存しながらも、花をたくさん付けて昆虫にアピールする、ウメの生存戦略です。

まだ4月ですが、白梅の木にもう果実が付いています。開花が早いためか、結実の時期も早く訪れます。まだ細長く若々しい感じですが、真夏を迎える前には熟します。

葉は互生し、卵形または倒卵形で、先端は尖っています。縁には細かい鋸歯があり、両面や葉柄には微毛がついています。葉身基部または葉柄上部には蜜腺があります。













