冬芽の芽吹きから結実までの往路セスを追ってみました。

雌雄異株で、こちらは雄株です。総状花序が下垂し、雄花序には雄花が付きます。花弁は直立し、内部には黄色い雄しべ8本と、退化した緑色の短い雌しべ1本があります。

雌株がありました。雄株に比べて花序が短く、雌雄の株が近くにあれば遠目にも判別できます。雄株に見られた黄色い雄しべは退化しており、雌花では確認できません。

新枝の葉腋から花序が出ています。初夏のこの時期には、来年咲く花序を準備します。秋には翌春の開花に備えて花芽を形成し、早春には玉簾のように下垂します。

葉は互生し、楕円形~長楕円形で、先端は長く尾状に伸びます。側脈は弧を描いて縁に届かず、縁には鋸歯があり、わずかに波打っています。葉には変異が多いようです。

雌株に果実が付いていました。果実は液果で、秋には黄褐色に熟し、やがて黒くなって裂開します。かつてはお歯黒など、黒色の染料として使われていました。

秋の到来です。赤く染まってきました。まだ光合成をしているためか緑色の部分が残ってやや濁っていますが、先端や縁は赤く色づき、葉柄は真っ赤に染まっています。

当年枝に初夏に伸びた花序が付いています。まだ垂れ下がらず、芽鱗に包まれた花序芽のまま枝と同じ方向を向いています。花序は早春には下垂し、開花の準備を始めます。









