
奇妙な名前です。花冠の下唇は三つに裂けて外側に巻き、キツネの尾に似ています。上唇もキツネの顔のように見え、これらに由来するとされますが、詳しくは分かっていません。

茎の先や葉腋に穂状花序を形成します。花冠は淡色で、上下に分かれます。上唇は三角状で先端が2裂し、下唇は広楕円形で先が3裂、内側は淡紅紫色で白い斑紋があります。

茎は4稜があり四角く、節ごとに葉を対生します。葉は卵形で先端はやや尖り、縁は全縁で、わずかに波打つことがあります。両面とも柔らかく、毛が散生しています。

花は一斉には咲かず、2~3個ずつ花序の下部から順に上部へと開いていきます。環境条件によって開花のテンポは変化しますが、花期は8~10月頃までと比較的長く続きます。

果実は蒴果で、苞・小苞・萼に包まれています。中には4個の種子があり、成熟すると裂開して種子を弾き飛ばします。果実はやがて落下し、5裂した萼が開いて残ります。
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