
花は蝶形で、上に大きな青い花弁が2枚、下に小さな白い花弁が1枚あります。花弁近くに仮雄しべがあり、その先と外側に雄しべが突き出し、雌しべも外へ伸びています。

仮雄しべにクローズアップ。3本あり、4裂してX字型。黄色くて花粉がありそうですが、実はありません。花粉を半分持つ雄しべが先にあり、これらで昆虫を誘います。

朝に咲き、昼には萎む様子を朝露に例えたのが名の由来です。時刻は今、午後1時30分頃。すでに閉じています。花が萎む際、雄しべと雌しべが近づき、自家受粉を促します。

茎先の苞葉の中に果実が見えています。苞葉は左右に開いた舟形で、花後には閉じて果実を包み込みます。果実は蒴果で、熟すと2片に裂開して種子を放出します。

ホソヒラタアブが仮雄しべにまんまと騙されたようです。腹部の下には、花粉の半分を持つ雄しべと本物の雄しべがあります。さてうまく、花粉を付けられたでしょうか。
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