
地下に連なる小さな鱗茎から花茎をまっすぐ伸ばし、先端に散形花序をつけます。花序が展開する前は、花序の付け根から出る膜状の総苞が全体を覆っています。

総苞が裂けて花序が展開してきました。基部には総苞片が残っています。中空の花茎の先から、長い花柄を20~40本ほど出し、それぞれの先に白い小さな花をつけます。

花被片は白色で3枚、蕾を包んでいた花弁状の苞が3枚あり、合わせて6枚に見えます。雄しべは6本、雌しべは1本で、柱頭は通常3裂し、子房は3室に分かれます。

子房は3室に分かれて膨らみ始めています。果実は蒴果で、熟すと3裂し、黒色の種子を6個落とします。8月に花茎を伸ばして開花し、9月には急速に枯れて目立たなくなります

蒴果は各室の背側から裂開し、3つの部屋に扁平な黒い種子が乗っています。隣には、裂開前の蒴果や、裂開して一つ二つの種子をすでに落としている蒴果もあります。
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