
葉が十字対生する茎の先端に冬芽がついています。葉腋にも確認できます。小さく目立ちにくいですが、緑褐色の芽鱗に包まれ、冬の寒さから成長点を守っています。

冬芽が展開し、新枝が立ち上がっています。茎の先に新葉を広げ、中央から穂状花序を出しています。花序には先の尖った三角状の苞があり、その腋に花をつけます。

花が咲いています。花被はなく、緑色の雌しべ1本を出し、その横に雄しべ1本が張り出すように着生しています。葯は黄色く膨らみ、縦に裂けて花粉を放出します。

葉は節ごとに配置されて対生し、長楕円形~卵状楕円形で、縁には先が細く尖る粗い鋸歯が並びます。濃緑色で、やや肉質で厚みがあり、強い光沢をもっています。

子房が球形に膨らんでいます。雄しべはほとんど落ちていますが、萎んで黒く変色した雄しべがいくつか残っています。先端には雌しべの柱頭の痕跡が見られます。

果実がついています。球形の核果で、鮮やかな赤色に熟しています。常緑の葉とのコントラストが美しく、正月飾りや生け花に縁起物として用いられてきました。
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