
木本性のつる植物です。若いつるは緑色で、葛籠(ツヅラ)づくりに用いられたことが、名の由来です。時間が経つと木質化して硬くなり、褐色に変わります。

雌雄異株。花は淡黄色~黄白色。内外各3枚の萼片があり、大きな内萼片の中に、先端が2裂した6枚の花弁があります。こちらは雄花で、雄しべが6本見えています。

こちらは雌花です。中に雌しべが6本あり、柱頭が見えています。他に花粉を作らない仮雄しべが6本。右側には花弁が落ち、子房を膨らませている花がひとつあります。

9月に入りましたが、まだ花が咲いています。蔓はZ巻きに伸び、先端や葉腋から円錐花序を出します。葉は互生で、ときに3浅裂し、縁は全縁で、先端は鈍く尖ります。

こちらでは果実がついています。果実は球形の核果で、房状に結実してブドウの房のようです。手前の房はまだ緑色ですが、奥では熟して、濃い黒紫色になっています。

季節が変わり、果実だけが残っています。熟して黒紫色になり、やや粉を帯びておいしそうですが、有毒で食用には適しません。中には渦巻き状の核が1つ入っています。
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