
秋に芽を出す越年草で、他の植物が葉を広げる前の寒い冬の時期に、茎を横に伸ばして広がります。春の訪れにはまだ少し早いですが、寒空の下、すでに咲いています。

茎は地を這って広がります。葉は下部で対生しますが、上部では互生し、卵円形で縁に大きな不揃いの鋸歯が並びます。葉腋から長い柄を伸ばし、その先に花をひとつ付けます。

たくさん開花しています。日光が当たると花を開き、陰ると閉じる傾光性があります。光屈性もみられ、若い茎や葉柄が太陽側に曲がり、花が太陽の方向を向いて咲いています

花冠は4裂し、1つが小さくて色が薄く、中央には雄しべ2本と雌しべ1本が近い位置に立っています。夕方には落花する1日花で、萎れる際に自家受粉すると考えられています。

淡紅色の花を咲かせ、イヌのふぐりに似た果実をつける「イヌノフグリ」の近縁種で、花がやや大きいため名付けられました。実際には、ハート型の愛らしい果実をつけます。