5月26日(2023年) 新治市民の森
ここで何をしているのでしょうか。あっちに行ったりこっちに来たり・・

頭部触角下の突起が天狗の鼻のように見え、名前の由来になっています。この季節は体を温めるため、林縁で翅を広げて日向ぼっこする越冬成虫をよく見かけます。

翅の裏は枯葉そのものです。見事な擬態です。枯葉の中だけでなく土の上でも居場所が分かりにくくなります。翅を開いて静止することが多く、翅表の紋様を見せてくれます。

翅表は濃い茶褐色の地色に勾玉形と楕円の橙色紋があり、前翅の先端側には白い紋が二つあります。後翅にも橙色紋があります。枯葉に擬態した翅の裏とは印象が異なります。

偶然目の前に舞い降りてきました。春先から一年を通じてよく見かけます。頭部触角下の突起は下唇ひげで、匂いを感受するほか、複眼や口吻の掃除に用いています。