樹皮は灰褐色でなめらかですが、細い皮目（裂け目）が縦に入ります。樹皮は、花や葉とともに生薬として利用されていました。鎮痛や精神安定等の薬効があるとのことです。
葉は2回偶数羽状複葉。小葉は全縁で中央脈が片側に著しく偏っています。夜になると葉が重なるように閉じ、眠っているように見えることが名の由来です。
蕾がたくさん付いています。一見果実のようにも見えますが、少し季節が早いですね。枝先に総状花序を出し、淡紅色の花を頭状につけます。
花が咲いています。まるで淡紅色の筆のようですが、この部分は雄しべ・雌しべで花弁ではありません。筆の根本の白い部分が花弁です。マメ亜科に特徴的な蝶形花とは異なります。