葉腋から下がる花柄の先に2つの苞があります。少し開いて、花の先が見えています。この苞が、神社や寺で参詣人が鳴らす「鰐口」に似ていることが名の由来です。
花が咲き苞から飛び出しました。花が傘をかぶっているようにも見えます。ホウチャクソウやアマドコロにそっくりですが、傘のような苞（＝鰐口）が見分けのポイントです。
苞の下には2つの花が付きます。花は花被片が合着した筒状花。先端で少し窄まり、その先が6浅裂して開いています。柱頭の先が花被片から少し飛び出していますね。
葉は互生。先端はやや尖って葉脈が目立っています。アマドコロやナルコユリのように葉は細長くはなく、卵状の楕円形をしています。
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