越年草。田んぼの縁で咲き始めました。茎頂に総状花序を伸ばし、白い花をたくさん付けています。この時期、果実をやや広がり気味に上を向いて付けているので、すぐに分かります。
茎葉は奇数羽状複葉。根生葉は花の咲く時期にはありません。仲間のミチタネツイケバナは根生葉が残るので、見分けの一つのポイントです。
花弁は4枚で十文字状に花を咲かせます。雄しべは通常6本、雌しべは1本。ミチタネツケバナは通常雄しべが4本ですので、拡大すると区別できます。と言ってもとても小さいですが。
果実は長角果。ミチタネツケバナとの違いの一番は、この果実の広がった感じでしょうか。名の由来は、稲の種籾を水に漬ける時期に花が咲くことのようです。
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