春の七草のひとつ。2月中旬の真冬の最中にもう花が・・。分岐した花茎の先に総状花序を出します。花弁は白く4枚で、花径は3ｍｍほど。雄しべは6本、雌しべ1本です。
花茎の先に次々と蕾を出し咲き続け、下に果実を残していきます。果実は倒三角形のハート型で中央が凹み、左右2室に分かれています。熟すと割れて種を散布します。
別名ベンベン草。花の下にあるハート形の果実が、三味線のバチに似ていることから来ています。新緑の季節になり、初々しい写真になりました。
根生葉は羽状に深裂し、ロゼット状。茎に付く葉には小さめで切れ込みはなく、矢じり型に茎を抱いています。
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