
奇妙な形の花が群れ咲いています。未知の生物が一斉に頭を出し、何かを警戒しているようにも見えます。この時期、風通しの良い半日陰の明るい林縁でよく見かけます。

花冠は淡紫色の唇形で、基部で上方に曲がります。上唇は兜状に膨らみ、下唇は3裂して横に突き出し、斑点があります。タツナミソウとは異なり、花序は伸びず高さが揃います。

葉は対生し、基部は心形、先端や鋸歯は丸みを帯びています。茎の上部に葉が密に付き、花序直下の葉が最も大きくなります。茎には下向きの毛が密生しています。

果実は4分果で、小堅果です。花後、唇形の上下の萼がやや大きくなって閉じ、その中で果実が育ちます。熟すと雨などで上唇が脱落し、果実が落下。皿状の下唇だけが残ります。
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