葉の様子を仏が座る台座になぞらえらえたのが名の由来です。春の七草に数えられるホトケノザ（＝コオニタビラコ）とは異なります。
寒いこの時期、葉腋から鮮やかな紅紫色で唇形状の花を出し、遠目にも目立ちます。上唇は笠状で下唇は3裂、真ん中の裂片はさらに2裂しています。
正面から見ると人の顔のようにも。上唇にはたくさんの短毛があり、髪の毛のようです。下唇の濃紅色の斑紋は、目鼻口といったところでしょうか。
葉は対生で鈍い鋸歯があります。上部の葉は扇状で葉柄がなく、茎を囲むように円形に合わさり、台座を形作っています。
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