
野菊のひとつで、晩秋に花をつけます。茎や葉から漂う香りが、中国伝来の香料「竜脳」に似ていることに由来します。精油成分があり、かつて生薬として使われました。

総苞は半球形からやや扁平で、総苞片は三列に並びます。外片は披針形で細長く伸び、内片はやや幅広く、両者の高さは揃います。総苞の直下には小さな葉が寄り添います。

地下茎を伸ばして株立ちになり、茎を伸ばして先に頭状花を数個つけます。頭状花には、雌性で丸みを帯びた白い舌状花が並び、中央に両性の黄色い筒状花が密集します。

葉は互生し、卵形で通常三中裂し、縁に大きな鋸歯があります。シロヨメナなどとは異なり、葉は披針形ではなく、識別は容易です。葉の両面にはT字型の状毛が密生します。
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