秋になるとノギクが咲きます。が、なかなかと見分けがつきません。4回目の秋、少しわかってきました。
総苞はカクテルグラス型。総苞片は3段に並んでいます。冠毛が短いのも見逃せないポイントです。上部の葉は細く茎に張り付くように付きます。
舌状花は細長くスマートで、隣の舌状花とは少し空いたイメージです。白色のほか淡青紫色の舌状花もあり、ここがノコンギクとの区別を難しくしています。
そして何と言っても見分けのポイントは下部に付く葉。鋸歯が3～4裂に中裂し、まるで指のように突き出ています。迷ったらここを確認してください。
茎は上部でよく分岐しその枝先に1つの頭花を付けます。山の斜面の下や田の近くなどやや湿り気のある場所に多く見られるのも見逃せません。
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