冬芽の芽吹きから結実までのプロセスを追ってみました。

春に地下茎から長枝を地上に出し、当年夏~秋に冬芽を作って越冬します。翌年春に花が咲きますが、その枝は秋には枯れます。枯枝と1年枝がちょうど並んでいます。

地下茎の節から伸びた新枝(=地上茎)は緑色で毛はなく、多数の棘が付いています。前年秋になると新枝には多数の冬芽が互生につき、紅紫色で遠目にも目立ってきます。

芽吹いてきました。赤い冬芽が割れ、わずかに伸びた短枝の先に葉と花が同時に展開します。葉は上向きに、花は下向きにつき、1つの冬芽から1つの花が咲きます。

花が咲きました。花径は2~3cmほどと比較的大きく、花弁は白く楕円形で5枚あり、萼片も5枚あります。中央では多数の雌しべの周りを、多数の雄しべが囲んでいます。

黄色い球形の果実がついています。果実は多数の小核果が集まった集合果で、当初は緑色ですが、初夏には黄色く熟します。果実の基部には萼片が残っています。

葉は通常、掌状に3~5裂します。葉柄が長く、分裂してモミジの葉に似るのが名の由来です。変異があり、切れ込みのない葉もあります。縁には鋭い鋸歯があります。











