
ロゼット葉を見つけました。冬の寒さを凌ぐため、葉を四方に広げて地に伏せています。頂小葉が極端に大きく、小さい側小葉が対で並ぶ独特の姿がよく見てとれます。

ロゼット葉は青々し、やや立ち上がっています。根生葉は奇数羽状複葉で、大きな頂小葉の下に大小不揃いの側小葉が並ぶ姿がダイコン葉に似ていることから名付けられました。

茎葉は下部では3深裂し、上部の葉は単葉で、浅く3裂するものもあります。縁には鈍い重鋸歯があり、葉柄の基部に托葉をつけます。茎や葉柄には軟毛が密生します。

茎の先に散房花序を伸ばします。左側では花柄が長く、全体として高さが揃っています。中央では花が咲いていますが、右側では既に花弁が落ち、四方に花柱が伸びています。

果実は痩果で球形の集合果。花柱の先はS字型で、先端が落ちると、かぎ状になって動物などに引っ掛かります。似たケキツネノボタンは花柱の先が真っ直ぐで、識別できます。

花弁は黄色で5枚あり、平開します。萼弁も5枚あって反り返り、その間に副萼片が5枚あります。雄しべ・雌しべともに多数です。花はケキツネノボタンとよく似ています。
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