冬芽の芽吹きから開花までのプロセスを追ってみました。

茎の節はジグザグに連なり、各節に紅紫色の冬芽が見られます。冬芽は互生し、紅紫色で、芽鱗は4枚ほど確認できます。頂芽は発達せず、側芽がふくらみます。

葉は互生し、三角状広卵形で、浅裂から中裂し、裂片の縁には重鋸歯があります。新緑の頃には、葉の基部寄りの中央部が黄色みを帯び、美しいグラデーションを描きます。

花弁は5枚、萼片も5枚あり、どちらも白色で、花弁が10枚あるように見えます。へら状で長いほうが花弁です。雄しべは10本あり、葯は黄色で、雌しべは1本です。

新枝の先や葉腋から円錐花序を出し、花径5mmほどの小さな花を多数つけます。小さくて白っぽい花が小米に見立てられ、名付けられました。森のあちこちで見かけます。

秋が深まり、葉が黄ばんできました。枝先には円錐花序が垂れています。よく見ると、萼片の陰に果実がついています。果実は球形の袋果で、中に種子が2個入っています。

やや遅いですが、年末が近づききれいに色付いてきました。多くは黄色く染まるようですが、こちらは淡い橙色に染まっています。柔らかい色調で、穏やかな印象です。











