
葉は互生する奇数羽状複葉です。小葉は菱形に近い長楕円形~倒卵形で、先端は尖り、縁には粗い鋸歯があります。小葉の大きさは不揃いで、葉脈は縁まで明瞭に伸びています。

花穂が細長く連なる様子がタデ科の「ミズヒキ」に似ており、黄色の花弁からこの名が付けられました。止血や抗菌などの薬効があり、生薬として用いられてきました。

茎は分岐して直立し、先端に総状花序をつけます。花柄が短いため、穂状に見えます。花弁は黄色で5枚、萼片も5枚あり、雄しべは8~15本と多く、中央に雌しべが1本あります。

果実は痩果です。下向きの倒円錐形の花床筒に包まれ、萼筒の縁には副萼が変形したカギ状の棘が多数見られます。これらの棘で動物に引っ掛かり、果実内の種子を運びます。

森の木々が様々に色付くなか、足元でも紅葉が進んでいます。本種の葉はアントシアニンを生成して鮮やかな赤紫色に染まり、使いきれない光から葉を保護しています。
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