
日本のスミレの仲間では非常に小型の部類に入る小さなスミレです。湿地や森の暗いところを好み、自生します。「ツボ」は「庭」を意味し、どこでも見られることを表します。

タチツボスミレと同じ有茎種で、茎は地表を這うように展開し、互生する葉の葉腋から花柄を立ち上げます。葉は心形で約3cmと小さく、縁には鈍い鋸歯があります。

花は白く、直径約7~10mmほどで非常に小型です。上弁2枚は反り返り、側弁2枚が左右に開き、唇弁1枚には濃い紫色の筋模様が入ります。側弁に毛があり、中は見えません。

こちらでは、やや湿った窪地で群生していました。匍匐する茎の途中から根を下ろしながら広がります。多数の赤褐色の茎が葉の隙間から見え、他のスミレとは印象が異なります。