冬芽の芽吹きから結実までのプロセスを追ってみました。

冬芽は対生し、紫褐色で細長く、先端が尖り、7枚ほどの芽鱗が見えています。頂芽の下には小さな側芽が並びます。前年枝は緑色で、緑褐色を帯びた冬芽も見られます。

長く伸びた枝から、短枝が左右対に横向きに開きます。同じニシキギ科のニシキギやコマユミにも共通する特徴で、長枝と短枝の区別が明確で、短枝は対生して展開します。

長い集散花序が下垂しています。これが名の由来です。花弁は紫褐色で5枚あり、五角形で緑の花盤に雄しべ5本が立ち、中央に雌しべ1本があります。花糸や花柱は目立ちません。

多数の球形の蒴果が吊り下がっています。多くはまだ緑色ですが、赤く熟した果実がひとつ見られました。心皮の合わせ目に5本の筋が入り、裂開の準備が進んでいます。

葉は当年に伸びた若い枝につき、先端から順に対生で並びます。卵形~長楕円形で、先は長く尾状に尖り、縁には細かい鋸歯が並びます。表面は平滑で、薄く柔らかい印象です。

果実が熟して5つに裂開し、種子が飛び出しています。鮮やかな朱赤色の仮種皮に包まれ、ひときわ目を引きます。隣にある褐色の果実は、裂開せずに萎れているようです。








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