立秋が過ぎ何故かしら秋の気配。ツリガネニンジンは秋の香りがします。色と形でしょうか。花冠から飛び出た雌しべが涼しげです。
花冠は鐘形で淡紫色、先端がやや広がっています。形はまさしく釣鐘。雄性先熟で、雄しべが枯れた後に雌性期に移行し雌しべの先が3裂します。
蕾がたくさん付いています。どうも若いうちは上向きで花が咲く頃に下向きに変わるようですね。何故かこころ落ち着きます。
茎に付く葉は3～5枚で輪生。まれに対生または互生になる葉もあるようです。葉の付き方が面白いですね。
花冠が落ち果実が膨らんできました。線形の萼片だけが残り髭のようになっています。子房が花被基部の下部にあったことがよく分かります。
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