イヌザンショウ

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    2023年3月17日

萌芽から葉が出揃うまでの成長プロセスを追ってみました

3月17日(2023年) 新治市民の森
随分と暖かくなってきました。多くの冬芽が膨らんでいますがイヌザンショウの花芽はまだ動いていません。少し遅いようです。
4月8日(2023年) 新治市民の森
葉が大きく展開する前で棘の様子がよく分かります。サンショウにように棘は対生でなく相互に付いています
(互生)。サンショウとの見分けのポイントです。
4月14日(2023年) 新治市民の森
葉は奇数羽状複葉で互生。相互につく冬芽から複葉が
そのまま伸びています。まだ展開が始まったばかりで、複葉の先が伸びきっていません。
7月23日(2023年) 新治市民の森
花を見つけました。地味ですね。雌雄異株。枝先に散房花序を出し、黄緑色の小花をたくさん付けます。花弁・萼片が5枚づつ
付けますがこの写真では分かりません。
10月13日(2023年) 新治市民の森
果実が付きました。蒴果です。紅褐色で3つの分果に分かれます。黒い種子が顔を出していますね。花序が赤くなり、まるでサンゴのようです。

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