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樹皮は暗褐色でなめらか。樹皮や材を始め全体的に苦味を持ち、生薬に使われてきたことが名の由来です。いまでも使われているようです。
葉は奇数羽状複葉で小葉に鋸歯があります。ニワトコやゴンズイと同じように見えますが、ニガキは互い違いに葉が付く互生ですので見分けのポイントです。
小葉は先端が尖り、基部も楔形です。縁にはやや粗い鋸歯が並んでいます。ヤマハゼは同じ互生ですが、鋸歯がなく全縁ですので見分けられます。
枝先を覗くともう冬芽が付いていました。裸芽で赤褐色の毛でに覆われています。何かを握っているような面白い形ですね。すぐ下に側芽も付いています。
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