
茎頂に複散形花序を形成し、先に白色の小さな花を付けます。まるで花火が広がったようです。同じセリ科のノダケに似ますが、花が白色で、暗紫色のノダケとは異なります。

葉は互生する2~3回羽状複葉で、小葉は長楕円形、縁に鋸歯があります。頂小葉の基部は翼状に流れますが、他の葉柄では翼の発達は乏しいため、ノダケとの識別に役立ちます。

横から見ると、たくさんの小花柄が茎頂から分岐しています。ノダケは2段目の散形花序の根元に葉状の小総苞片が付きますが、こちらにはありません。違いの一つです。

白い小花が多数付きます。多年草で、花茎を付けるまでに4~5年かかります。花弁は5枚、雄しべ5本、雌しべ1本。1回稔実性で、一度開花し実を付けると枯れてしまいます。

ウドに似た2mほどの大きな姿を猪に例えたことが、名の由来のひとつです。セリ科の仲間で、ウコギ科のウドとは分類上異なります。古くから薬用とされてきました。
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