
林床を絨毯のように覆っています。葉脈に沿って白い斑紋が入ることが多く、特に暗い林床では目立ちます。時折差し込む陽を浴びながら、樹冠が開くのを待っています。

明るい場所で花を見つけました。枝先や葉腋から集散花序を出し、プロペラ状の花を咲かせます。花冠は白く筒状で、先が5裂。中程は黄色く、やや膨らんでいます。

花の中心には、雄しべ5本が集まった尖った構造が見られます。周囲に開く5つの孔の奥に柱頭が隠れています。蝶や蛾はその孔から花筒の蜜を吸い、その際に受粉が行われます。

花を咲かせている株の葉には、白い斑紋が見当たりません。別種のようです。葉は対生し、革質で光沢があり、縁は全縁。暗い林床では波状で浅い鋸歯が現れることがあります。

茎から短い気根を出して樹木に付着し、木をよじ登っています。同じウコギ科のキヅタと同じような登り方です。茎は細く、樹木を絞め殺してしまうようなことはなさそうです。

真っ赤に色づいた葉がところどころに見られ、ひときわ目を惹きます。本種は常緑性ですが、寒くなると葉が赤や紫に色づくことがあり、見る者の目を楽しませてくれます。