
ヒトリシズカと同属です。名は、源義経の寵妾・静御前とその亡霊の舞姿を描いた能楽「二人静」に由来します。花序は2本が多いですが、1~5本のこともあります。

通常、茎頂に穂状花序を出します。今回は白い衣をまとったような花序が2本並び、まさしく「二人静」です。糸状の花を付けるヒトリシズカとは、印象が大きく異なります。

花被はなく、握り拳のように見える白い部分は雄しべの花糸です。葯はその花糸の影に隠れています。花糸の基部内側がわずかに膨らみ、その部分が雌しべの柱頭です。

茎の上部に4~6枚の葉が対生しますが、節間が狭く輪生状に見えます。縁には細かい鋸歯があります。ヒトリシズカと異なり、葉に光沢はなく、裏の葉脈に短毛があります。
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