冬芽の芽吹きから展葉までのプロセスを追ってみました。

秋も深まったこの時期、冬芽がふくらんでいました。我が国最大級の冬芽で、芽鱗が合着した痕が縦線として見えます。2枚の托葉と葉柄が合着して芽鱗を形成しています。

前年枝の先に葉がついています。葉は互生ですが、枝先に集まり輪生状に見えます。こちらは葉芽が展開した葉で、花は咲きません。縁は全縁で、20cmを超える大きさです。

こちらは混芽が展開した葉と蕾です。大きな蕾が葉の中央で開きかけています。一茎一花で、葉が展開した後に、蕾の外側を覆う萼状花被片を落として開花します。

萼状花被片を落とすと、黄白色の内花被片が6~9枚開きます。軟質花弁で、厚くて柔らかく、たくさんの水分を含んでいます。花弁と萼片の区別は明瞭ではありません。

塔状の花床の上部に雌しべ、下部には雄しべがらせん状に並びます。雌性先熟で、開花1日目が雌性期、2日目が雄性期です。花糸や雌性期の雌しべは紅色を帯びています。

雄性期の後、雄しべは脱落します。果実は袋果の集合果で、らせん状に並んだ雌しべがそれぞれ袋果になります。袋果には赤い仮種皮に包まれた種子が2個入っています。









