ヒカゲノイノコヅチ

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7月23日(2023年) 新治市民の森
薄暗い林内の細道の脇に多数見られ、あちこちに花穂を出しています。花被片は緑色で5枚、先端が尖っています。雄しべ5本、雌しべ1本。ごく小さな仮雄しべもあります。
7月27日(2025年) 新治市民の森
茎は根元で分岐して直立します。茎には4つの稜があり、断面はほぼ四角形。稜は縦に走り、節が膨らみます。この膨らんだ節を猪の膝に見立てたことが、名の由来です。
7月27日(2025年) 新治市民の森
節が赤く、丸く膨らんでいます。これはイノコズチウロコタマバエが寄生して形成された虫こぶ(イノコズチクキマルズイフシ)で、この形を名の由来とする説もあります。
8月23日(2023年) 新治市民の森
茎の先端と対生する葉腋から、それぞれ1本ずつ計3本の穂状花序を出します。花は花柄がなく緑色で横向きに咲くため、蕾か開花しているのか区別しにくい印象です。
9月1日(2023年) 新治市民の森
葉は対生し、縁は全縁です。日向を好むヒナタノイノコヅチとは異なり、茎や葉の両面に毛は少なく、葉縁が波打つこともありません。両種を見分ける識別ポイントです。
9月29日(2023年) 新治市民の森
花は花序の基部から順に咲き上がります。花後、花被片は閉じて下を向きます。最後に上部の花被片だけが開いて横を向くと、花序全体が先の太いこん棒のように見えます。
11月4日(2023年) 新治市民の森
果実は、閉じた花被片にゆるく包まれた胞果です。果実の基部には1枚の苞葉と、外側へ反り返る針状の小苞が2本あります。これが、いわゆる「くっつき虫」の仕掛けです。

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