
風変わりな名前です。7月上旬の「半夏」頃に咲くことから「半夏生」、葉の半分が白くなることから「半化粧」とも呼ばれます。どちらの由来ももっともらしく聞こえます。

頂部の葉腋から総状花序が下垂し、咲き上がるにつれて立ち上がります。花には花被がなく、雄しべ6本・雌しべ1本をもち、柱頭は4裂します。各花の基部に苞が1枚付きます。

森のやや暗い湿地に群生し、地下茎を横に伸ばして繁殖します。茎は直立し、大きなものでは1mほどに達します。葉腋で分岐し、上部では花序と葉が対生します。

葉は互生で縁は全縁。5~7本の葉脈が先端で合流します。花序のすぐ下の数枚の葉を白化させて花弁のように見せ、虫を誘います。受粉後は葉緑素を作り、緑に戻ります。
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