
茎の下部が根を出しながら地表を這って横に広がり、ときに群生します。上部は直立し、重なった葉鞘の間から茎を出し、先に総(花軸)を放射状につけます。

茎の先に、細くてやや下向きに垂れさがる総が5~10本ほどつきます。よく似たオヒシバは、総が2~7本とやや少なく、2列に小穂が並んで太いため、識別できます。

小穂はやや湾曲した細長い披針形で、花軸の下面に密着するように2列に並びます。第1苞穎は退化し、先の尖った第2苞穎の先端から、雄しべと雌しべが見えます。

メヒシバとオヒシバを比較します。左にある細い総を7本出しているのがメヒシバです。その右に太い総を4本出したオヒシバが見えます。並べると違いが分かります。

秋の景色になってきましたが、メヒシバはまだ多くの総をつけています。少し花軸が赤みを帯びてきました。赤い花穂を出すイヌタデとともに、秋の草地を覆っています。
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