
環境省第5次レッドリストで準絶滅危惧(NT)に分類されています。光合成を行うと同時に、根に共生するベニタケ科などの菌根菌からも栄養を得る「部分的菌従属栄養植物」です。

鮮やかな黄色の花を咲かせる、なかなかの美形です。高さは30cm強で、茎の先に総状花序を伸ばします。花は半開きで、全開しません。葉は互生し、基部で茎を抱きます。

外側には萼片(外花被片)3枚、内側には側弁2枚と唇弁1枚からなる花弁(内花被片)があります。唇弁には赤褐色の隆起線が数本走り、中央には緑がかった蕊柱が見えます。

子房がふくらんできました。子房は下位にあり、果実は直立する6稜の蒴果です。内部には胚乳を持たない微細な種子が入っており、発芽には菌根菌との共生が不可欠です。
コメント