別名オウバイモドキ。蔓性の常緑低木。明治初期に渡来。常緑で冬にも葉を付けており、オウバイとの見分けのポイントです。若い枝は緑色で稜があります。
蕾が膨らんできました。花が咲くのももうすぐですね。蕾の周りに見えているのは萼裂片。その下に新葉が見えています。蕾の膨らみに合わせ新葉も展開します。
花は離弁花に見えますが、花冠の基部でつながる高杯形の合弁花。6～10の裂片に分かれています。花冠が二重で八重咲のようになっているのが分かりますでしょうか。
枝は上部で垂れ下がります。花も終わり、垂れ下がった新しい枝に展開した葉が、梅雨空の下、生き生きとしています。