
菜の花の季節を迎えました。一面が鮮やかな黄色に染まり、春の訪れを感じます。「菜の花」とはアブラナ科の花の総称で、アブラナの花もその一つに含まれます。

花序はまとまり、蕾は花の下に隠れ、萼片はほぼ水平に開いています。菜種油を採るセイヨウアブラナは成長が速く、花序が間延びし、萼片が閉じ気味になるため、識別できます。

葉は互生し、縁に鈍い鋸歯があります。上部の葉は広披針形で葉柄を欠き、基部が茎を抱きます。下部の葉は葉柄を持ち、倒長楕円状~披針形で、羽状に裂けることもあります。

茎頂に総状花序を形成します。開花初期は花茎の伸長が遅く、花がまとまって咲きます。花弁と萼片は各4枚で十字型に開き、雄しべは6本、うち2本は短く、雌しべは1本です。

子房部分が著しく大きくなってきました。花弁の爪部もやや開き、いつもとは異なる印象を受けます。果実は長角果で、円筒形の莢の先端には嘴状の突起が見られます。
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